ゾウみたいに、、、?
ちょっと前のイタリア語クラスでのこと。
すごく記憶力がいいクラスメイトに先生が驚いて
”Come Elephante!" (象みたいね)
と。。生徒はみんな一斉に「ゾウ??」そんな言いかたがあるの?
とびっくり。
その反応に先生の方がびっくりしてたくらい。
「だって、象は賢い動物でしょ?そんな言いかたがあるかは知らないけど~」
辞書で調べてみましたが、逆に「太ってのろまな人」という意味が出てきました。。ひ、ひどい。。
イタリアでは象はそういうイメージなのでしょうか。。
私は先生が表現した「かしこい」という意味で使う方がしっくりきました。
何かに例えるという表現は、みんなが同じ印象を持っているものでないと通じないけれど、”Come~”というだけで表現の幅が広がるかも。
っと、その前に語彙を増やさなくては。。
※余談ですが、”~のように”という意味のCome(コメ)、英語でいうところの”like"です。英語でも使用頻度の高い表現かと思いますが、私なぜか英語で話してる時も"like ~"というとことで、”come~"と言いそうになることがしばしばあるんです。
言いやすいからなのか、イタリア語しゃべる時によく使っているのか、なぜだかわかりませんが。。なんとなく"come"の方がしっくりくるんですよね。。
『ハイハイ』をイタリア語で言うと?
去年8月に誕生した姪っ子ちゃんがいます。
早くも9ヶ月となり、この前まで寝返りも打てなかったのに、久々に会ったら寝返りなんてお手の物、表情も豊かになってよく笑い、オムツ替えの時も前は泣いてばかりだったのに仰向けに寝かせてるのが大変で、すぐにくるりんと腹ばいになりそこらのものに手を伸ばして遊び始める…かなり活動的になっててびっくり!
おすわりやハイハイまではまだできないみたいだけど、足もずいぶん長くなって力もついてるから、次に会う頃にはハイハイでそこら中動き回ってるだろうなぁ〜(^。^)
さて、イタリア語のクラスにも子育て中のお父さんや姪っ子ちゃんがいるクラスメイトがいるので、赤ちゃんの話題はよく出てきます。
赤ちゃんのものや行動を表す時なぜか特有の言葉を使いますね。
ciucciare
赤ちゃんがチューチュー吸う動作を表す動詞です。発音は、チュッチャーレ、まさに音が単語になった形ですね。
日本語でも赤ちゃんに向かって擬声語を使って『ちゅうちゅうする』と動詞にして使ったりもするかなぁ。普通の『吸う』はsucchiareなので、これもイタリアでは幼児語なんですね。
よく動物の鳴き声は言語によって違うと言いますが、同じものもあるんですね。
そして私がへぇ〜と感心してしまったのが『ハイハイする』のイタリア語。
gattonareと言います。
Gattoはイタリア語で『ネコ』、それを動詞にして、そうネコのように四つんばいで歩くこと=ハイハイ!
四つ足で進む動物はたくさんいるのに、なぜネコなのか…。
それにしても『ネコする』みたいなニュアンスで、わかりやすい。
聞いた瞬間、なるほど〜と、一瞬で覚えられました。
うちの姪っ子ちゃんも早くgattonareできるようにならないかな〜(^。^)
笑いに包まれる大切な時間
骨の髄まで~~
「骨の髄まで」何も考えずに読んだり見たりする表現ですが、改めて見てみると、うまい表現ですよね。
すっかり、徹底して、体の中心までどこを取っても、、、私が「骨の髄まで」なんて言えるものあるかなあ。。
この表現、実はイタリア語にもあるんです。
Fino al midollo (ふぃーの ある みどーろ)
midollo=骨髄の意なので、まさに骨の髄まで!
先週イタリア語のクラスで読んだテキストにこんな表現が。
toscano fino al midollo
骨の髄までトスカーナ人!
歌手のアンドレア・ボッチェリを表現する一文でした。
自分の故郷を愛するイタリア人ならではですね~。
私も骨の髄まで!と言えるようなものを持ちたいな。
L'interrogazioneって?
実は、、、今ほそぼそと転職活動をしております。
先日ようやくある会社に面接に呼んでいただきまして、、エージェントのアドバイスに従い、面接で聞かれる質問を想定して、”自分の強み、弱み”だの、”採用されたらどんな仕事がしたいか”だのそれなりに答えを準備していったつもりでしたが、、ふたを開けてみたら、笑顔で回答することもままならず、がちがちに緊張してしまって、しかも日本語なのに、途中で文章おかしくなってるし!半ばパニック状態、という情けない事態に。。
しかも久々にヒールを履いたせいか、翌日から腰痛に、、、っとこれは余談ですが。
先日イタリア語のレッスンで、こんな言葉が出てきました。
L'interrogazione
辞書を引くと「口頭試問」とあります。
私の先生によれば、イタリアの学校では必ずペーパーテストのほかに、みんなの前で先生の質問に口頭で回答するテストがあり、それをL'interrogazioneというそうです。
口頭でのテストなんて、考えてる時間もないし、みんなの前で間違えるの恥ずかしいし、すっごく緊張しそう。。
でも、子供のころから人前で話すことや、即答する力を養うのはいいことですね。
自分の考えを正しいタイミングと言葉で伝えることができるようになりそうです。
コミュニケーション力も向上しそう。
そして先生が生徒一人一人を見ることができるし、すごくいい事だなぁ〜と思います。
自分の学校時代にあったら、きっと絶対最高に苦手だったと思うけど…。
Gastronomia
夫婦用の、、、
イタリア語学習を通して学んだ楽しい人生の生き方をブログに書こうと決めたものの、10年やってるのがほんとに恥ずかしくなるほどイタリア語力を日々感じ、ネタにもさっそく行き詰まり、遅ればせながら教室に行く以外ほとんどしていなかった勉強を始めた私。
去年の11月くらいから、NHKのラジオのイタリア語講座を聞いています。
いまやインターネットで聞けるので、便利便利。
通勤時に何度も繰り返し聞いております。
そしてこれがまた面白いし、とても勉強になるのです!
解説もていねいだし、改めて基礎から学ぶ日々。
そこで、最近知ったのが、Camera Matrimonialeという言葉。
いわゆるダブルルームのことですね。
Matrimoniale⇒結婚の、夫婦のという意味なので、夫婦用のお部屋という意味。
ちなみに辞書を引くとダブルベッドもLetto Matrimonialeというそう。
イタリア語らしいストレートな表現。
私は一人旅でもダブルルームに泊まったりしますが、カップル用の部屋と言われるとちょっとこれから泊まりにくいなあ。。